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タイヤチェーンが2度目の使用でばらばらになり、車を傷つけた。

タイヤチェーン(用品)が2度目の使用で切れた。1回目は5kmほど走行、2回目は1kmほど走行したら後輪から異音がし、確認したらタイヤチェーンが切れて、タイヤハウス内やボデーが傷だらけ、ブレーキホースも痛めていた。用品メーカーは装着方法が悪いと言うが納得できない。
※:ナビゲーション、オーディオ、ホィール、タイヤチェーンなど

  • 対象 用品
  • 分類 PL
  • 要求 損害賠償
  • 部位 タイヤチェーン(ナビゲーション、オーディオ、ドライブモニター、シートカバー)
  • 現象 破損(発火)

回答・解決のポイント

用品の欠陥が原因で車が損傷した場合は、PL法で用品メーカーに修理費の要求ができる可能性があります。

解決のポイント

  • 用品の不具合が原因で、車が傷ついたのであれば、PL法により用品メーカーに修理費等の損害賠償を求めることが可能と思われます。
  • そのためには、今回の車の損傷がこのタイヤチェーンの欠陥により発生したという、タイヤチェーンの欠陥と損傷との間に相当の因果関係が存在することを証明する必要があります。
  • 用品メーカーにタイヤチェーンの調査を依頼し、タイヤチェーンが破損した原因を明確にしてもらいましょう。また、交渉を進めるにあたり、不具合が発生した状況を詳しく書き留めておきましょう。不具合の原因、内容やタイヤチェーンの取り付け、運転状況などが焦点になります。
  • タイヤチェーンに不具合があり、今回の車の損傷が発生した可能性があれば、修理費等をメーカーへ要求し、交渉することになります。タイヤチェーンの取扱やその時の運転等により、過失相殺される可能性があります。
  • 修理費等でメーカーと交渉を行っても決着がつかない場合で、当事者双方(消費者、メーカー)が同意すれば、当相談センター付弁護士による『和解の斡旋』や、審査委員による『審査』という裁判外の紛争解決手続を無償または低額の費用で利用することが可能です。